「気づいたらお金がない」「貯金が続かない」
そんな自分を、もう変えたい。
これは、少し前の僕のことです。
給料日前になると毎月ソワソワ。ATMの残高を見てため息。
「何に使ったっけ?」と後悔する日々を過ごしていました。
でも、いくつかの“暮らし方の工夫”を実践したことで、
いまでは自然とお金が貯まり、100万円近く投資にもまわせるようになりました。
今回は、そんな僕の変化のきっかけとなった「3つの工夫」をお伝えします。
お金に悩んでいた当時の自分に教えてあげたかった話です。
目次
01.昔の僕は「給料日前にお金が消えていた」
毎月、給料が入ると気が緩み、外食やネットショッピングが増える。
スマホのサブスク、なんとなく契約していた動画サービス、
入っていたことすら忘れていた保険…。
「少しは貯金しないと」と思いつつも、
その意志が続くのはせいぜい1週間程度。
気がつけば財布の中も口座の残高も空っぽになっていました。
転職を繰り返しながら将来に漠然とした不安を抱えていたけど、
現実から目をそらすように、つい目先の“楽しさ”に逃げていたんだと思います。
02.生活とお金の不安は、密接に関係している
僕が気づいたのは、お金の不安=生活の不安だということ。
お金がないと「何かあったらどうしよう」という心配が常に付きまとう。
そうすると、心に余裕がなくなって冷静な判断もできなくなる。
結果、
「自分へのご褒美」や「ちょっとくらい…」の誘惑に負けて
また無駄遣いしてしまうという悪循環に。
お金の問題を解決するには、根性や我慢じゃなく、
仕組みや習慣を整えることが大切でした。

03.僕がやってみて効果があった3つの工夫
1. 固定費を見直した
毎月の支出を見返したとき、一番最初に手をつけたのが「固定費」でした。
- スマホ → 大手キャリアから楽天モバイル(毎月3,168円)に変更
- サブスク → YouTube Premiumだけに絞り、あとはすべて解約(NETFLIXなど)
- 保険 → 火災保険と自動車保険だけを残して、生命保険は解約
現在は5万円のつみたてNISAを行っていますが、上記の見直しだけで積立額の半分くらいの金額は捻出できました。
また、固定費の見直しを行うことで、精神的にも「ムダがない生活」をしているという自信がつきます。
2. 支出を“見える化”した
次に取り組んだのが、家計の見える化です。
家計簿アプリ「マネーフォワード ME」を使い、
毎月の支出をグラフで可視化するようにしました。
すると、
「コンビニで月に1万円以上使っていた」
「ネットショッピングの無駄遣いが多い」
など、自分の無駄遣いが明確になりました。
数字で見ると、感情ではなく事実で判断できるようになったのが大きかったです。
3. NISAを自動積立設定にした
「老後不安に備えたい」と思って始めたのがNISAの積立投資です。
とはいえ、毎月の判断は面倒だし忘れてしまう可能性もある。
だから楽天証券で「つみたてNISAの自動積立設定」をして、毎月5万円を全世界株式(オルカン)に投資しています。
一度設定してしまえば、あとは“ほったらかし”でOK。
事前に支出を見直しおくことで生活にかかるコストはある程度把握しているので、マイナス5万円でも十分に生活できています。
04.実際どう変わった?今の暮らしとお金の関係
この3つの習慣を続けた結果、
いまでは自然とお金が貯まり、NISAだけでも約100万円を投資できました。
毎月の生活に無理があるわけでも、特別な節約をしているわけでもありません。
「使うお金を選び、先に貯める仕組みを作る」だけで、こんなにも変わるんだと実感しています。
お金があることで、
- 急な出費にも焦らない
- 「買う・買わない」の判断が冷静にできる
- 気持ちの余裕が生まれる
という変化が起きました。

05.最後に:お金との付き合い方は、暮らし方で変えられる
大事なのは収入の多さではなく、
お金をどう使うか・どう守るかの考え方です。
最初から完璧を目指す必要はありません。
僕自身も、まず1つの習慣から見直しただけです。
- 1つずつムダを減らす
- 仕組みで自分を守る
- 不安の「原因」を生活から減らす
これを少しずつ続けていくことで、
いつの間にか「不安が小さくなった」と思える日がきっときます。
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