投資を始めたいけれど「どの本から読めばいいかわからない」という方は多いのではないでしょうか。
最近はNISAやiDeCoの普及で、資産運用に関心を持つ人が増えています。
しかし、最初の一歩を踏み出す前に、基本的な知識や考え方を学んでおかないと、誤った判断で損をしてしまう可能性もあります。
そこで本記事では、投資初心者がまず読むべき5冊の本をご紹介します。
いずれも本屋以外でも、電子書籍で手軽に入手できるので、気軽に学び始められます。ぜひ参考にしてください。
目次
1. 厚切りジェイソン『お金の増やし方』
お笑い芸人でありながら、IT企業の役員や投資家としても活躍する厚切りジェイソンさんの著書。
シンプルかつ実践的に「なぜ投資が必要か」「どんな投資をすればいいのか」を解説しています。
初心者にありがちな「難しい投資法」を避け、インデックス投資の有効性をわかりやすく説明しているのが特徴です。
ジェイソンさんのユーモアを交えた語り口で、投資が「特別な人のものではなく、誰でもできるもの」だと感じられるでしょう。
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2. 両学長 リベラルアーツ大学『お金の大学』
YouTubeで人気の「両学長 リベ大」の内容を凝縮した一冊。
「貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う」というお金の5つの力を、初心者にもわかりやすく解説しています。
投資だけでなく、家計管理や節約の基本にも触れているので、資産形成全体の土台を作るのに最適です。
特に「余剰資金をつくって投資に回す流れ」が体系的に学べるため、投資入門書として非常に実用的です。
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3. 山崎元 × 水瀬ケンイチ『ほったらかし投資術』
長年投資を研究してきた経済評論家・山崎元さんと、インデックス投資ブロガーの水瀬ケンイチさんによる共著。
タイトルの通り、シンプルで無理のない投資スタイルを提案しているのが魅力です。
「投資は長期でコツコツ続けることが一番の成果につながる」というメッセージが一貫しており、特に初心者が陥りがちな「焦り」や「過剰な売買」を避けるヒントが得られます。
つみたてNISAやiDeCoに関心のある方には必読の一冊です。
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4. バートン・マルキール『ウォール街のランダム・ウォーカー』
投資の古典的名著として知られる一冊。
「効率的市場仮説」をベースに、株価の動きを予測することは難しいと説き、インデックス投資の有効性を裏付けています。
やや理論的な部分もありますが、投資の基本的な考え方を理解するには最適です。
「なぜインデックス投資が有利なのか」を納得感を持って学びたい方におすすめ。電子書籍版なら気軽に取り組めます。
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5. レイ・ダリオ『世界のエリート投資家は何を見て動くのか』
最後に紹介するのは、経済評論家・山崎元さんによるシンプルで実用的な一冊です。タイトルの通り「超簡単」をコンセプトに、投資初心者でもすぐに実践できる運用方法が書かれています。
具体的には、投資信託を1本に絞る「シンプル投資」のすすめや、無駄な手数料を払わない工夫など、初心者が失敗しやすいポイントを避ける実践的なアドバイスが満載です。
「何から始めればいいの?」という疑問に対して、具体的に答えてくれる内容なので、初めて投資に挑戦する方に強くおすすめできます。
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まとめ
投資初心者が最初に読むべき本は、難しい理論書ではなく「シンプルで行動につながるもの」を選ぶのがポイントです。
今回ご紹介した5冊は、それぞれ異なる視点から投資を解説しており、電子書籍で手軽に読めるのも魅力です。
- まずは厚切りジェイソンさんや両学長の本で「投資の全体像とマインド」を学ぶ
- その後、山崎元さんや水瀬ケンイチさんの本で「具体的な方法」を知る
- さらにマルキールの名著で「投資の理論」を補強する
こうしたステップで学んでいけば、投資初心者から一歩ずつ自信をつけていけるでしょう。
資産形成は長期戦です。本を味方にしながら、焦らず自分のペースで投資を続けていきましょう。