目次
01. 僕の食費は最高8万円だった
はじめに、正直に打ち明けると…一人暮らしを始めた頃、僕の食費は最高で月8万円になっていました。家計簿アプリでチェックしたとき、その数字は一瞬目まいがするほどでした。
振り返ると、生活のほとんどがコンビニや外食中心。毎日のランチや晩ご飯、いつの間にか習慣になっていた深夜のコンビニ夜食。その上、金曜の夜は気づけば会社の飲み会へ直行。週末も友人と外食、たまにはバーで一杯…。
「お金が減っていくな」と感じながらも、なかなか止められませんでした。
交際費や趣味に使えるお金はあったので、ブランド品や最新家電を買うわけではありません。ただ、結果的に貯金ゼロで、財布も心もゆとりのない状態でした。

02. 筋トレとの出会い。食事に対する感覚が変わる
あるとき、服の窮屈さや体重の増加が気になり始め、ランニングや筋トレを始めました。最初は「健康のため」「痩せたい」くらいの軽い気持ちでしたが、続けていくうちにどんどん楽しくなってきたのです。
特に筋トレでは、自分の体が変化する実感が得られました。「今日のベンチプレス、ちょっと重くなったかも…!」という小さな達成感が積み重なり、自然とトレーニングに時間を割くようになっていきました。
それだけでなく、筋トレを始めてからは自然と「何を食べるか」「栄養素はちゃんと取れてるか」を意識し始めました。身体づくりのためには食事が重要だと気づいた瞬間でした。
03. 食事管理まで行うことで、だいぶ節約が進んだ
最初は、ヘルシーな外食やコンビニ食で済ませていたのですが、栄養バランスと価格を比較する中で、自炊の方が圧倒的にお得だと感じました。
最初は、以下のようなシンプルなメニューから取り組みました:
- 鶏むね肉を焼く
- ゆで卵をストックする
- ご飯を炊いて味噌汁を作る
- 納豆やサバ缶を追加する
これらは、所要時間も短く、栄養バランスも良いので、忙しい平日の夜でも苦になりませんでした。また、筋トレとの親和性も高く、「プロテイン・食物繊維・たんぱく質」をバランスよく摂れます。
もちろん、飲み会全てを断るわけではなく、歓送迎会や付き合いの会はきちんと参加。メリハリをつける姿勢が、無理なく続ける鍵でした。

04. 実際にいくら減った?成果と心の変化
結果として、食費は月5~6万円から2.5万円へと減少しました。単純計算で月3〜3.5万円の節約です。年間に直せば、40万円以上の余剰が生まれる計算に。
しかも面白いのが、節約している感覚がほとんどなかったこと。筋トレという「楽しい習慣」があるから、自然とコンビニや外食が減り、節約につながっていたのです。
さらに、お金だけでなく身体の健康面にもプラスの変化がありました。体重は少しスッキリし、体脂肪率も減少。見た目にも気をつけるようになり、気分も前向きに。心にも体にも余裕が生まれました。
自分の医師だけでは出来ないなら、こちらもおすすめ
05. 最後に:完璧じゃなくていい。少しだけ自炊を始めてみよう
一人暮らしでいきなり「自炊しなきゃ!」と意気込む必要はありません。まずは…
- コンビニ弁当からスーパーのパックご飯+サバ缶に切り替える
- 納豆や卵を常備して、すぐ食べられるベースを作る
- 筋トレで身体を動かすようにして、少しずつ飲み会を減らす
これだけでも大きな変化につながります。少しの工夫を続けるだけで、身体にも財布にも嬉しい変化が訪れます。
さらに、節約で余裕ができたお金はつみたてNISAなどへの投資に回すことで、未来への種まきにもつながります。今から少しずつ、無理のないペースで、自分の暮らしを整えてみませんか?
節約で余剰資金ができたらこちらに挑戦してみよう
・画像出典:Freepik(https://www.freepik.com/)