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「退職金がない」ことに気づいたとき、不安が現実になった

僕は現在、地方自治体の会計年度任用職員として働いています。
いわゆる“公務員”という立場ではありますが、実際には雇用が1年ごとに更新される非正規職員です。
正直に言えば、働き方としては安定していて、生活にも困っていません。
でもある日、こんな事実に直面しました。
「任期付きの職員には退職金が出ない」
その瞬間に、ふわっとした“老後不安”が、一気にリアルな問題として押し寄せてきました。
少額でもできる資産形成「NISA」と「iDeCo」
焦った僕は、いろいろと調べ始めました。
将来のために何かできることはないか――。
そこで出会ったのが、「つみたてNISA」と「iDeCo」という制度です。
つみたてNISAとは?
- 年間120万円まで投資できる(つみたて投資枠)
- 対象は、長期・分散・積立に適した投資信託
- 運用益が非課税(通常20%かかる税金がゼロ)
iDeCoとは?
- 掛金が全額所得控除され、節税になる
- 原則60歳まで引き出せない代わりに、老後資金に特化
- 銘柄は自分で選べて、NISAより自由度が高い
どちらも「資産を増やす」というより、将来の安心を少しずつ手に入れる仕組みだと感じました。
僕の選んだ投資先:eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)

いざ投資を始めようと思ったものの、どの投資信託を選べばいいか悩みました。
証券会社のランキング、YouTube、書籍、SNSなどを参考にし、最終的に僕が選んだのがこちら:
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
この投資信託を選んだ理由は以下の通りです。
- 世界中の株式市場にひとつで分散投資できる
- 手数料が業界最安クラス(信託報酬がとても低い)
- 長期的に右肩上がりの成長が期待できる
つまり、「どの国が勝つかを考えなくていい」のが魅力でした。
現在は、新NISAつみたて投資枠の年間上限(120万円)を最大限活用し、毎月10万円をコツコツ投資しています。
利回りは?じわっと5%くらい増えてます
投資を始めてから1年ほど経ちました。
途中、相場が下がった月もありましたが、今のところは 約5%のプラス で推移しています。
たとえば、年間120万円を投資して、5%の運用益が出たとすると…
120万円 × 1.05 = 126万円(+6万円)
税金がかからないので、この利益がまるごと手元に残ります。
もちろん毎年こうなるとは限りませんが、10年、20年と続けていくと“複利”の力が効いてきます。
僕が伝えたいのは「安心を買う選択肢もある」ということ
「将来が不安」と感じながらも、何も行動せずに時間が過ぎていく。
昔の僕はまさにそうでした。
でも、つみたてNISAやiDeCoを知って、「まずは月1万円からでも始めよう」と思えたことが、人生の不安を少し軽くしてくれました。
つみたてNISAは「資産を増やすため」だけでなく、
「将来の安心を積み立てる仕組み」でもある。
僕はそう思っています。
最後に:このブログについて
このブログ「NISAでじわっと資産成長中」では、
- 投資初心者としての気づきや反省
- つみたてNISAの実績報告
- iDeCoや節約術のリアル
- 地方在住の生活とお金
といったテーマを、飾らずリアルに綴っていきます。
SNSやブックマークなどでつながっていただけたら嬉しいです。
一緒に「じわっと」前に進んでいきましょう。
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